2009年4月アーカイブ
景気回復のシナリオ②
先週の続きです。
営利企業の存続が許されるのは、
世の中に価値を生み出す場合だけです。
いわゆる付加価値を上げることにより、社会に必要とされ、
市場に受け入れられます。
好景気な時には、かなり無駄なものであっても、
CMなどで購買意欲を掻き立てれば
結構売れていた商品やサービスもありました。
特にブランド品などは日本人の物志向と相まって、
売上を伸ばしてきたのではないでしょうか。
ところが、ここへ来て、明らかに消費者の消費志向が変わってきました。
必要なもので、尚かつ価格が安いだけでもだめで、
買うための合理的な理由まである物しか
売れないようになってきたようです。
例えば、従来は流通しなかった形の悪い野菜、
大きさの不揃いな魚、皮に傷のある柑橘類、
環境に優しい製品 などなど です。
こうした変化をいち早くかぎ取り、新たな価値を生み出し、
或いは、新たな市場をつくるほどの新商品を開発した企業は、
確実に次代のエースとなるでしょう。
そうした企業が一つ、二つと出てくると、いつしか
社会全体の景気も上向くのではないでしょうか。
良いところから良くなっていく、そして、全体をひっぱるようになる。
これが景気回復のシナリオだと思います。
その時、何も価値を生み出せなくなった企業は、
いくら景気がよくなったとしても、やはり存在できなくなると思います。
景気回復や政治に期待するのではなく、全社一丸となって、
新たな価値の創造のために今こそ頭を使う時だと思います。
是非、一度「ブルーオーシャン戦略」なども検討されてはいかがでしょうか。
税理士法人 久保田会計事務所
税理士 久保田博之
おにぎり屋たんと【経理編/本編】~第十三話~
今回のおにぎり屋たんと【経理編/本編】は第13話!!
今回「たんとさん」は出納帳の具体的な書き方について
もうすこし気になることがあるようです。
おにぎり屋の小町さんが会計事務所を訪ねてから早3週間。
徐々に事務仕事にも慣れた様子です。
からはすこし時間を巻き戻して、
会計事務所に訪問したときの模様をご覧頂いております。
引き続き初めて会計事務所を訪れた小町さんをご覧下さい。
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「あ、あともう一つだけっ。いいですか?」
ふと思い出したことがあり、慌てて次の話へ行く前にと海苔巻さんに声をかけた。
『はい?どうぞ。』
「実は・・・店の中で、小銭を拾うことが時々あるんです。
今までは普通に金庫に入れたりしてたんですけど・・
本当はどんな処理をするのがいいんでしょうか?」
やっぱり、これってマズかったですか?と聞けば・・・
『まぁ、良くはないですねぇ。』
(ああ・・・やっぱり・・)
海苔巻さんの苦笑と共に返事が返ってきた。
『そういう場合は、お店の分なのか、お客さんの分なのか
はっきりしませんよね。』
ひとつ、頷く。
釣り銭を渡した時に自分が落としたのかも、
と普通に金庫に戻してしまっていたが
もしかしたら、お客さんが同じ事をした可能性もある。
『ですので、金庫には入れないで帳面には【落とし物】としてきちんと載せましょうね。』
(おとしもの・・・。そうか・・・落とし物になるんや・・・。)
妙に納得をしてしまった。
「そうですよね・・・道で拾った時だって交番へ届けますもんね。」
『はは、そういうことです。』
第14話へ続く。



