2010年2月アーカイブ

確定申告

いよいよ所得税の確定申告が始まりました。

 

毎年のことで、事前に充分な準備をしていても、ばたばたしてしまいます。

そして、決まったかのように予期せぬ出来事も発生します。

 

経営の神様と言われる、ピーター・F・ドラッカー氏によると、

この「予期せぬ出来事」にこそ新たなニーズや

大きなビジネスチャンスが潜んでいるそうです。

 

判っていても、目の前の仕事に追われてしまうと、

その出来事を正確に分析できそうにありません。

今年は、あとでしっかり分析するために、

「予期せぬ出来事」と思ったことは、とりあえずメモを残すように

してみたいと思っています。

 

忙しい時期だからこそ、神経が研ぎ澄まされて、

気づく機会も多いと、期待しています。

 

そんな思いで3月15日までの約1ヶ月間、体調に気を付けて、

がんばってまいります。

 

税理士法人 久保田会計事務所

税理士 久保田博之

 

税理士法人 久保田会計事務所

おにぎり屋たんと【事業拡大編】~第三十五話~

今回は、おにぎり屋たんと【事業拡大編】第35話。

 

初めてご覧いただく方は是非

おにぎり屋たんと【事業拡大編】第1話

からどうぞ。

 

限界利益・損益分岐点を学び計画を見直しています。

しかしなかなかうまくいきません。

その後の小町さんは海苔巻きさんに

売上を伸ばす計画を考える為には?

ということでコツを教えてもらおうとしています・・・

+++++++++++++++++++++

 

『それでは売上を伸ばす計画を考える為に、

先程の3つのポイントに改めて言葉を当てはめていきましょうか。』

 

そう言って海苔巻さんが一つ一つを、読み上げていく。

 

『まずは【何を】。これは先の計画からランチと考えて次に【誰に】。

お客様ですと少し漠然としているので・・そうですね、

OLさんやビジネスマンという風に対象をはっきりさせておきましょう。』

 

その方が色々とイメージが湧きやすいですしね、と言われて

なるほど、と納得する。

メニューを考える上でも重要なことだ。

 

『そして最後に。先程小町さんがピンとこないという

顔をされていた【どう売るか】ですね。

これは・・売るためにはどうしたらいいのかと言う手段のことなので・・。

簡単に言えば宣伝などがこれに当ります。』

 

「・・・・ああ!・・・宣伝のことですか・・。」

 

なるほど、と納得するのと同時に「ああ、やっぱり勘違いしてた・・」と

密かに苦笑をした。

 

『はい。現状ですと・・そうですね。チラシや口コミあたりでしょうか。』

 

「・・・そう、ですね。」

 

チラシ、と言っても家族で手作りしたような代物で、

口コミと言うと聞こえはいいが、要は親兄弟に広めてもらっただけである。

まぁ、何件かはお客さんによる本当の口コミで来てくれた人も居るには居るのだが・・。

(そんなには多くはないやろなぁ・・・。)

 

時折、「○○さんに聞いて」と言ってくれる人もいる。

だからうちの商品にはやはりちゃんと魅力があるのだと・・・

自分の自己満足で終わっているのでは無いと・・思いたい。

 

いつか、口コミで行列が!なんて・・

そんな光景を見ることができたらいいなぁ・・などと思いつつ。

続く説明に耳を傾けたのだった。

 

第36話へ続く。

税理士法人 久保田会計事務所

『 家族手当』について

労務事業部です。

今回は『家族手当』についてお話ししたいと思います。

 

そもそも家族手当は、法律上は支給しなくても良い手当です。

つまり、無くても良い手当なのです。

しかし、一端、賃金規程(就業規則)に規定すると、

その規程通りに支払わなくてはならない手当となります。

 

お客様の賃金規程を確認させていただくと、

『家族を扶養している社員に対して支給する。

配偶者 ○○円、子1人につき○○円』とだけ

書かれているものを見かけます。

 

実は、これだと色々な疑問が出てきてしまいます。

①扶養とは、所得税法上の基準なのか?

   社会保険法上の基準なのか?

②タイミングとして何時から手当をつけるのか?

③扶養の増減について

   後になって判明した場合、

   遡って家族手当を返してもらうのか?

   逆に、遡って家族手当を支給するのか?

④子供の家族手当は何歳くらいまで支給するべきか?

 

などなど色々な疑問が出てきます。

 

先にも述べましたように、

家族手当は支給が自由な手当です。

会社様によって支給の基準は色々です。

会社様の実態に即して

より具体的に規定していただきたいところです。

 

参考にしていただきたい基準として、

①扶養の基準は、所得税法上より社会保険法上の基準の方が

   運用しやすいと思います。

 

   所得税法上の基準にしてしまうと、

   年末に年末調整の扶養控除の申告書を確認して、

   初めて扶養が確認できることだってありえます。

   遡って家族手当を支給したり、回収したりするのは、

   非常に面倒ですし、トラブルのもとです。

   社会保険の基準にしておけば、年末の累計としての結果では無く、

   これから先1年間で年収が130万円未満でおさまるか

   どうかの見込額基準なので判断が楽だと思います。

 

②また、扶養増減申請の『締め日』を設けておくことも大事だと思います。

 

   実態で対応してしまうと、事務処理が大変になってしまうからです。

   増加の場合は、締め日前に申請があればその月から、

   後なら翌月から支給する。

   減少の場合は、事実が確認できた時点で手当を減少する。

   但し、悪質な場合は、実態により返還を求めるというふうに

   規定しておくと従業員様もしっかり申請して下さるのでは無いでしょうか。

 

③さらに、家族手当の支給対象となるお子さんの年齢ですが、

   これは、高校卒業時までとされる規定が多いかもしれません。

 

  賃金規程が不明確ということから、

  些細なことで従業員様とトラブルを起こしてしまうこともありえます。

 

  会社としても悪気無く賃金規程を昔のままにしておいて、

  従業員が何も言わずに不満をもっているとしたら、

  本当に悲しいことです。

 

従業員様と良好な関係を維持するためにも、

出来るだけ具体的に会社様独自のルールを

明確に規定していただくことが大事なのだと思います。

 

税理士法人 久保田会計事務所

けじめ

相撲協会に大きな動きがありましたね。

 

貴乃花親方の理事就任

安治川親方の引退表明(後に撤回)

朝青龍の引退

 

どの出来事も新しい時代と古い時代のルールがぶつかりあいながら、

さらに当事者の「けじめ」の付け方が注目されてきたものです。

 

対応が良かったかどうか、よくわかりませんが、

このようにして時代が変わって行くのかと、改めて実感しました。

 

そして、今後、朝青龍さんはどんなふうに活躍されるんでしょうか。

K-1参戦なんて話もあるようですが、彼であれば、また、

良い意味で新しい風を吹かせてくれると思います。

期待されるのは決して格闘技だけではないとも思います。

 

さて、相撲協会ではそれぞれ、しっかり自分なりの「けじめ」を

付けられた形ですが、一方、政治の世界ではどうでしょう?

 

政権のトップお二人は、起訴されなければ何をしても良いと思って

られるのでしょうか。一向に「けじめ」を意識されているようには

感じられません。

 

また、自浄能力のない与党と迫力のない野党で、今の難しい

日本を引っ張っていけるんでしょうか、とっても不安になります。

 

だらだらと言いわけを続けるより、すっきりと「けじめ」をつけられて、

それから再出発していただいた方が、よほど頼もしいと思います。

 

税理士法人 久保田会計事務所

税理士 久保田博之

 

税理士法人 久保田会計事務所

おにぎり屋たんと【事業拡大編】~第三十四話~

今回は、おにぎり屋たんと【事業拡大編】第34話。

 

初めてご覧いただく方は是非

おにぎり屋たんと【事業拡大編】第1話

からどうぞ。

 

限界利益・損益分岐点を学び計画を見直しています。

しかしなかなかうまくいきません。

その後の小町さんは海苔巻きさんに○○の考え方について

教えてもらおうとしています・・・

+++++++++++++++++++++

 

『今からお話させて頂くのは、売上を伸ばす方法を考える場合。

念頭に置いておくと考えやすい・・

そうですね、基本となる指針とでも言いましょうか。

そういうものと思って頂ければいいかと思います。』

 

「・・・・基本、ですか。」

 

『はい。簡単に申し上げますと・・

【何を】【誰に】【どう売るか】ということです。

悩んだ時はこの3点を基本としてまずは考え出すと

効果的と言えるでしょう。』

 

「何を誰にどう売るか、ですか・・・。

私の場合なら、【おにぎり】を【お客さん】に

どう売るか、を考えるってことですよね。」

 

単純にそのまま当てはめてみる。

・・ただ・・・・・。

 

『はい、そういうことです。・・・ですがどう売るか、についてはまだ

小町さんの中ではイメージが掴めない感じでしょうか?』

 

どうやらお見通しだったらしい。

 

「はい・・・。どう売ると言うのが・・どういった内容のことを指すのかが・・。」

 

よく分からなかったと素直に告げる。

些細なことでも分からないことは分からないときちんと伝えないと

知ったかぶりをして後々困るのは自分だと身にしみて分かっていたからだ。

 

『はは、これは別に難しく考える必要はないんですよ?

小町さんが今までのお店を盛り立てていく過程で

すでにされていることだと思いますし。』

 

「・・・・え、私が、ですか・・?」

 

そんな特別なことをしていただろうか・・と首を傾げる。

 

『はい。ですが、それがピンと浮かばないのはおそらく、

今の様に実行に移すために計画のビジョンといったものを

一つ一つ明確にして詰めていくという作業が

初めてのことだからなのではないでしょうか。』

 

「・・・はぁ。」

 

ということは、【どう売るか】の部分に当てはまる言葉は・・・?

(・・・一つ一つ丁寧に手で売る・・とか?な、なんだろう。)

やっぱりよく分からないまま。

・・・おまけになにか質問の意味を取り違えてる

気がしないでもないそんな状態で。

 

『難しくありませんから、そんなに構えないでくださいね。』

 

私は曖昧な笑みを浮かべて・・海苔巻さんの説明を待ったのだった。

 

第35話へ続く。

税理士法人 久保田会計事務所