2010年3月アーカイブ
おにぎり屋たんと【事業拡大編】~第四十話~
今回は、おにぎり屋たんと【事業拡大編】第40話。
初めてご覧いただく方は是非
からどうぞ。
限界利益・損益分岐点を学び計画を見直しています。
しかしなかなかうまくいきません。
売上について、具体的に見直ししています。
あらためて、お客様の立場になって考え出した小町さん、
その後・・・
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『ぼた餅が売れるかどうかはさておき。そういう発想は
大切だと思います。着眼点も良いと思いますよ。』
やはり前者の意見だったらしく・・・
ぼた餅案はあっさりと「さておかれて」しまった。
「海苔巻さんって結構容赦ないですよね・・・。」
少しばかり不服ではあったが、いくら【甘味】とは言え流石にちょっと若者向けでは
ないかもしれないと思っていたのでそう言うだけに留めておく。
『いや・・はは・・。実はぼた餅はそれ程得意ではなくて・・。』
「ああ、もしかして洋菓子の方がお好きなタイプでしたか。」
それ以前に男性だから甘味自体が得意ではない可能性に思い当たる。
自分の苦手なものだと大衆受けするしないの予想は普通より
判断しづらいのかもしれない。
『いえ、甘いものは好きなんですが
ご飯とあんこの組み合わせが苦手でして・・』
「ああ、そういう人って結構いらっしゃいますよね。
うーん、でもそうするとやっぱり難しそうでしょうか。
ぼた餅だと余りご飯をそのまま使えるし、お客様にも喜んで貰えて
一石二鳥だと思ったんですけどねぇ・・。」
そう呟くと、『おや』という表情を海苔巻さんが見せる。
『なるほど、それを考えての「ぼた餅」でしたか。
小町さん、その考え方はたいしたものですよ。』
「い、いきなりなんですか?」
出来の悪い生徒から一転、突然褒められてどきどきする。
春彼岸にうちでは皆で『牡丹餅』を、秋彼岸には『お萩』を作っていた。
最近はスーパーなどで「懐かしの・・」等とシールが貼られて
売られているのを目にするが、私にとっては馴染み深い食べ物で。
だから、特別凄い発想をした訳ではなかったのだが・・。
『いえ、残りご飯を使うと言ったでしょう?それも大切なポイントなんです。』
それについてはもう少し後でお話しようと思っていたのですが、
と笑う海苔巻さんに。
「また、予定をずらしてしまいましたね。」
すみません、と私も笑って。
続けて順番の入れ替わった話を聞くことになったのだった。
第41話へ続く。
セグメント分析
PDC支援事業部です。
突然ですが、「セグメント分析」という言葉をご存知でしょうか?
セグメントとは部分、分断などの意味を持つ英単語です。
会計の世界では売上や利益を業種や地域ごとに切り分けて、
決算書など財務諸表の数値に表れにくい課題や
問題点を分析する方法です。
この不況の中、売上がなかなか伸びない...。
なんとか売上目標は達成したが、今後もこの水準を
キープできるだろうか?
など、経営者の方の悩みはつきないと思います。
そういったときは、売上や利益を自社の商品や
販売地域別に切り分けたり、顧客種類ごとに分類して見直すことで
思わぬ発見や今後の経営計画のヒントを
見出すきっかけになるかもしれません。
もうすぐ3月も後半にさしかかり、事業年度末を迎える企業も
多いかと思います。
この機会に、自社の決算書をいつもとは違った切り口から
見返してみてはいかがでしょうか?
確定申告とパラダイムシフト
いよいよ、本日3月15日は所得税確定申告の申告期限です。
今年も多くの方の申告作業をさせて頂きました。
今年の特徴として、リーマンショックの影響を受けて
大幅に売上が減少したり、給与が下がられた方が目立ちました。
何時の年であっても昨年より所得が下がられる事はありますが、
今年ほど大幅に下がられた年は近年なかったように思います。
売上が3割から4割程度下がり、未だに出口が見えてこないと、
おっしゃる方も多かったところです。
皆さん口々にリーマンショックの影響だと考えてられるようです。
一方で、前年よりも大きく所得を伸ばされた方も結構おられました。
何かとても勇気づけられます。お客様のニーズをしっかりと
つかんでおられるようです。
こうして見ていくと、確かに、リーマンショックがきっかけで
売上が落ち始めたのは確かでしょうが、世の中の価値観も
大きく変わり始めたのではないか、と思います。
そして、この変化をしっかり取り込まれたところが伸びているようです。
価値観が変化し、今までの延長では考えられないことが
起こっているのでしょう。これをパラダイムシフトと呼びます。
つまり、ゲームのルールが変わったと言えます。
いち早く、この変化を取り入れて改善を重ねて行けば、
今まで報われなかった業界や、小さな企業にもチャンス到来
といえるのではないでしょうか。
税理士法人 久保田会計事務所
税理士 久保田博之
おにぎり屋たんと【事業拡大編】~第三十九話~
今回は、おにぎり屋たんと【事業拡大編】第39話。
初めてご覧いただく方は是非
からどうぞ。
限界利益・損益分岐点を学び計画を見直しています。
しかしなかなかうまくいきません。
そんななか売上について考えています。
その上で大事なこととは・・・
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『はは、慣れない内はそう感じてしまうかもしれませんね。
けれどお客様視点というのを忘れなければ、小町さんなら
きっとすぐ色々な案を思いつくようになると思いますよ。』
「そ、そうでしょうか・・。でも、元々おにぎり屋を始めようと思ったのも
美味しいと喜んでくださったお客様の笑顔が嬉しかったからですし・・。
・・・そうですね、頑張ります。」
なんとなく初心を思い出したような心持ちで頷いた。
『そうです、その意気ですよ。
ちなみに・・小町さんと同じ食べ物屋さんを例としてあげるなら・・
ラーメン屋さんの「煮玉子」「替え玉」「チャーシュー」。
それに・・アイスクリーム屋さんのトッピングなども同じでしょうか。』
女性にはもう珍しくはないかもしれませんが、と海苔巻さんが笑う。
「ああ、そうか。そうですね。」
言われてみればどれも、メインだけじゃなくちょっとプラスしてみようかなと
心をくすぐる一品だ。
『でしょう?あまり比べて考えることもないでしょうから
ピンとこないかもしれませんが・・・
実は皆さん同じ事をされているわけです。』
「あ、じゃあ・・・。あれも同じですかね?美容院でのヘッドスパとか・・・。」
今でこそそう珍しいものでは無いが、行きつけの美容院で
「お試しで如何ですか?」と声をかけられた時はびっくりしたのを覚えている。
ちなみに。お試し価格という事もあって・・やってみてもらったのは言うまでもない。
『そうそう。その通りです。こんなものも選べるのか、という
ちょっとした『喜び』がお客様の満足に繋がったりするんですよ。』
「なるほど・・とすると。うちが力を入れているのはランチだから・・・。
・・・・・・・・・あ。
女性なら甘いものもちょっと欲しくなったりするかもですよね。」
ランチランチ・・・と考えてふとそんなことを思いつき。
「春ということで一口サイズのぼた餅なんてどうでしょう?」
と海苔巻さんに問えば。
渋いですねぇ、と返ってきた返事の意味を。
「=売れなさそう」という意味ととるか。
「=返って新しいかも」という前向きな意味にとるか。
少しばかり反応に迷った私なのであった。
第40話へ続く。
会議をしてみよう
こんにちは、PDC支援事業部です。
今回は「 会議 」について少し書いてみたいと思います。
突然ですが、みなさまの会社では会議をされてますか?
うちの事務所では、月一回の月例会議や各事業部毎の会議を
定期的に行っております。
これらの会議は長年行っておりますので、ペースが乱れることもなく、
比較的きっちり開催されております。
定期的に形式化された会議ですので、第三者の方が見られると
どこか工夫が足りない部分があるかもしれませんが
会議が行われない組織というのは、
私自身ちょっと考えにくくなってきております。
PDC支援事業部では、お客様の経営改善をお手伝いさせていただく
機会も多く、その中で会計事務所と社長様といった
お付き合いだけでなく、幹部の方々はもちろん、
現場の方々とも会議をさせていただくことがございます。
中小企業が中心のお客様ですので、会議がまったく無いという
企業もそんなに珍しくありません。
しかし、企業の繁栄を継続していくためには、
あるいは苦況を克服するには、組織力を備えることが不可欠です。
そしてその組織力を最大化するために会議は必須であると思います。
会議をすることでコミュニケーションも高まり、
衆知を集めることが出来るからです。
もし、会議なんてしてもしなくても・・・という方がいらっしゃれば、
ぜひ、「 会議を活用するための会議 」から開催してみたら
いかがでしょうか。



