けいえい知っ得: 2008年10月アーカイブ
おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第四話
毎週土曜は「おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~」の時間がやってまいりました。
今回で第4話になります。
さらりとご覧いただけるとよりわかりやすいかと思います。
【ケース① 1日の必要売上個数】
1ヶ月で1,000個売るということは1日何個売れたらいいんでしょう?
答えは簡単ですね。
目標の1,000個を営業日で割れば一日の目標売上個数はわかります。
小町さんは1ヶ月の営業日を20日とすることに決めていました。
<1日何個売れたらいいの?>
以上からおにぎり1個250円だったら、
1ヶ月1,000個、1日50個以上売れたら
おにぎり屋"たんと"は儲かるということがわかりました。
「250円なら1日50個以上売ればいいんだわ。
朝の出社前、お昼休み、仕事終わりの夕方と、
1日で売れるチャンスは3回。
だんだん目標売上個数が具体的に考えられるようになってきたわ。」
小町さんはだんだんと具体的に
一日いくら以上売ればいいのかがつかめてきました。
では価格を1個150円にするとどうでしょう?
250円の場合と計算方法は同じです。
よかったら紙に書いて計算してみてください。
【ケース② おにぎり1個150円の場合】
おにぎり1個を
ケース①より100円安い150円とした場合を考えてみます。
1個の原価は同じく50円なので、1個で100円の利益となります。
<おにぎり1個の利益>
1個あたり100円の利益が出ることがわかりました。
では、毎月かかる経費20万円をカバーするには何個
売らないといけないでしょうか?
みなさんはもう、どのように計算すればいいかおわかりですよね?
第五話へ続く・・・。
おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第三話
ご覧頂いているみなさま。
一週間ぶりの
「おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~」の時間がやってまいりました。
前回の第二話では、経費が20万の時、
いったいいくらでいくつおにぎりを売れば
採算がとれるのかを考えました。
では、その収支表を見ていきたいと思います。
【ケース① 収支表で確認】
<おにぎり1個250円で1,000個売った時の収支>
1個250円なら1,000個売れれば利益は0になります。
つまり1,000個売ることが1ヶ月のノルマと考えられます。
1,000個を下回れば利益はマイナスになって赤字ですし、
1,000個を上回れば利益はプラスになって黒字になります。
本当にそうでしょうか?
では800個売れた場合をみてみましょう!
【ケース① 800個、1,200個売れたら?】
<おにぎり1個250円で800個売れた時の収支>
800個売れた場合は4万円の赤字になってしまいます。
では、逆に1,000個より多い1,200個売れた場合はどうでしょうか?
<おにぎり1個250円で1,200個売れた時の収支>
1,200個売れた場合は4万円の黒字になります。
1,000個が損得の分かれ目だということがわかりますよね?
ではこの1,000個という数値について少し視点を変えてみましょう。
第四話へ続く・・・。
おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第二話
さてさて一週間ぶりの
「おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~」
前回は第一話として、おにぎり屋"たんと"とは?から始まり、
毎月必ずかかる経費について考えてみました。
次におにぎり屋"たんと"が考えることはいったいなんでしょうか・・・
【おにぎりの原価っていくら?】
「お米、お塩、海苔、具・・・」
ここまではすぐに思いついた小町さん。
よくよく考えるともう1つ、大切なものを
忘れていることに気づきました。
それはできあがったおにぎりを包む包装です。
おにぎりを売るためには提供するために当然包装が必要です。
握ったおにぎりをそのままお客様にお渡しするわけにはいきませんよね。
この包装代もおにぎりの原価と考える必要があります。
<おにぎり1個あたりの原価>
おにぎり1個50円、毎月の経費20万円。
必要な経費は把握できました。
これをもとにおにぎりの値段を
2つのケースでシミュレーションしてみましょう!
おにぎりを1個250円とすると、いったい何個売れたら
収支がトントンになるんでしょうか?
【ケース① おにぎり1個250円の場合】
おにぎり1個を250円とした場合、
1個の原価は50円なので、1個で200円の利益となります。
<おにぎり1個の利益>
1個あたり200円の利益で、毎月かかる経費20万円をカバーするには
何個売らないといけないでしょうか?
それは20万円をおにぎり1個あたりの利益である
200円で割ってみるとわかります。
<いくら売れたらトントン?>
計算してみると、1個250円で売った場合は
1ヶ月で1,000個売れば採算がとれることがわかりました。
収支表を確認してみましょう!
第三話へ続く・・・。
おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第一話
突然始まりました
「おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~」
ここでは、おにぎり屋 "たんと"を通じて
経営していく上で知っておきたいこと、
今となっては聞きづらいことを
改めて認識していただければと思います。
全9話でお送りします。
更新は毎週土曜にしますので、御覧頂ければと思います。
【プロローグ】
「コンビニなんかには負けへん本物のおにぎりを味わってほしい。」
高級旅館で修行を続けていた小町さんは
念願であったおにぎり屋"たんと"を開業することになりました。
小町さんの作るおにぎりは高級ブランド米を用い、
お米だけでなく塩や海苔、具にも相当のこだわりをもって
選んでいます。何度も何度も試作を重ねた上での自信作です。
いざ商売をはじめるにあたって小町さんは考えました。
「1ヶ月でもうけを出そうと思ったらおにぎり1個の値段はなんぼで、
いくつ売れたらええんやろか?」
小町さんはまず経費のことを考えることにしました。
さて、毎月必ずかかる経費には何があっていくらかかるのでしょうか?
【毎月必ずかかる経費っていくら?】
「設備とウチの給料は毎月絶対必要やわ。」
店舗施設一式のレンタル料が毎月5万円、
小町さんの毎月の給料が15万円、合計で20万円です。
毎月、何をしていなくても20万円は必要だとわかりました。
最低でも20万円は利益が必要になります。
<毎月必ずかかる経費>
では次に、販売するおにぎりの原価について考えてみます。
おにぎりの原価には何が含まれていると思われますか?
実は、おにぎりの原価には意外なものも含まれていたんです。
第二話へ続く・・・。



