PDC支援事業部のブログ記事
企業経営とリスク分析
こんにちは、PDC支援事業部です。
企業経営を行っていく上では大小様々なリスクが存在します。
例を挙げてみますと、市場リスク、災害リスク、財務リスク、
労務リスク、高齢化による人材リスク、事故・故障によるリスク・・・
など企業は常に数え切れないほどたくさんのリスクにさらされています。
その中でも、市場リスクなど多くのリスクは顕著化しておらず、、
具体的に中身を把握しづらいものもあります。
一方で、財務リスクのように既に決算書や試算表に表れており、
その把握が可能なものもあります。
例えば、当座比率(当面の資金面の安全性を計る指標)は、
流動負債のうちに現金預金や売掛金などの
すぐ現金化できる資産の占める割合で、
貸借対照表を見れば確認することができます。
このように貸借対照表や損益計算書を見れば
把握することのできるリスクも多くあります。
リスクの把握ができていれば、その対策を練ることも可能だと思います。
今一度、ご自身の会社の決算書や試算表を違った視点で
ご覧になってみてはいかがでしょうか?
失敗から学ぶこと☆
PDC支援事業部です。
いよいよ7月となり、海開きに夏祭りとイベントが
目白押しの楽しい夏が始まりますね。
しかも今年は9月に大型連休がありますね☆
さてこの夏の予定はもう立てていますか??
ボーナス片手に「さぁこれから!!」っという方も??
予定を立てる=計画をする
これって凄く大事なことですよね!
旅行、買い物、仕事、家事・・・
普段の生活の中は、常に予定を立てることから始まります。
では、会社では・・・
毎年年間の売上計画を立て、予算を組み、
目標に向かって社員一丸となり取り組みますよね!
しかし実際は取り組んだだけで終わっていませんか??
唐突ですが、皆さんは経営破綻したGMが電気自動車を
作っていたことは知っていますか??
GMといえばかつて業界最大手であり、
時代の流れに逆行したフルサイズSUV・ピックアップに
生産を集中し続けた結果破綻したわけですが・・・。
その影にはこの電気自動車の失敗が大きくあることは
あまり知られていません。
1990年代に「EV1」と名付けれられた
GM唯一の電気自動車が開発されました。
カリフォルニアの大気汚染を減らすための
ZEV法に対応するための要でした。
しかし高コストとZEV法の骨抜き化により、電気自動車のメリットが
無いと判断したGMは、このほとんどをスクラップにしたのです。
現在日本以外でも、外部環境の影響を受け
環境に優しいエコカーが人気を博しています。
今後もエコに対する考え方はより強まっていくと思います。
時代のニーズに逆行した結果を招いてしまったのは
結果だけを見て、失敗から検証を怠ったためないでしょうか・・・
会社は実行してみただけで終ってはいけません。
達成or未達成に関わらず検証することが
実は一番大事なのです!!
そこから新たな知恵が生まれ、
活用!少人数私募債
こんにちは、PDC支援事業部です。
今回は中小企業の資金調達方法のひとつである
「少人数私募債」についてお話ししたいと思います。
知ってる知ってる!何それ??聞いたことあるような無いような・・・
いろいろな方々がいらっしゃることと思います。
この「少人数私募債」、実は社債の一種なのですが
結構メリットもある資金調達方法なんです。
例えば、
新規事業への設備投資のため資金を必要とする場合、
みなさんはどういう方法を検討されますか?
まずは長年のおつき合いであるメインバンクに相談、
あるいはリース適用を検討してリース会社へ相談
といったところが多いのではないでしょうか。
しかし、金融機関からの借入は通常借りた翌月から返済開始、
リース契約についても契約の翌月から
リース料の支払が発生してしまいます。
結果、設備投資を行った事業が軌道にのる前にお金が出ていってしまい、
早期に企業体力が奪われてしまうことも考えられます。
可能であれば当面の間借入返済等をせず、
ゆっくりと新規事業を確立していきたいですよね。
少人数私募債は社債ですので、
満期償還期日までは調達資金返済の必要がありません。
資金調達者は早期にキャッシュフローを圧迫されることなく、
ゆっくりと事業に専念できます。
また、資金の供給者側である債権購入者にとってもメリットがあります。
少人数私募債からの利息は20%の源泉分離課税です。
例えば、
経営者個人が少人数私募債の購入者となって会社へ資金供給を行い、
会社から利金を受け取った場合、20%の税金で完結です。
具体例で申し上げますと、
代表者が会社へ2億の貸付を行い年利4%で利息を得た場合、
通常の貸付ですと利息800万円は総合課税され、
その代表者の税率(最高50% 400万円)で計算されますが、
少人数私募債であれば代表者の他の所得は一切関係なく、
800万円の利子所得にかかる税金は20%の160万円で完結となります。
社債の発行なんて中小企業だから関係ないと
選択肢に入れてらっしゃらなかった経営者の方々、
少人数私募債は証券会社等を通すこともなく、
また財務省等への届出も不要であり、
比較的簡易な手続で実行可能です。
財務面、節税面でもメリットを受けられるケースがいろいろと想定されます。
「Changeと経営計画」№4
PDC支援事業部です。
今月は「Change=変化」と「経営計画」について書いてきました。
激変し続ける社会環境への対応の仕方についてふれてきましたが、
ほんとに世の中の全てのものや秩序が"変わって"しまうのでしょうか?
仏教に「無常」という概念がありますが、森羅万象が
常に一ヶ所に留まることなく変化している様をいっていますが、
その反対には絶対に変わらない「真理」というものがあり、
その「真理」からみたときに、この世は「無常」なのでしょう。
少し難しい話になりましたが、この話いくら紙面があっても
足りませんのでこのへんにしときますが、
要するに、
どんなに社会環境が激変しようとも変わらない「真理」がある
ということが言いたかったのです。
作家五木寛之氏はその著書「人間の関係」のなかで、
その変わらないものを「人間の関係」と書かれておりますが、
私はそれを「人が人を思いやる心」ではないかと思いました。
そしてその基本となるのが「親子」の関係ではないでしょうか?
人は"おぎゃあ"と生まれて初めて接する「人間の関係」が
「親と子」なのです。親が子を慈しみ、子が親を慕う心は、
あらゆる生き物の基本であるのですが、
その基本が歪められているのが現代社会であり、
それによって様々な悲惨な事件がおきているのです。
少し話が横道にそれましたが、変わっていくものと変わらないもの
を見極め、自分にとって変わらない「もの=真理」のレベルを高めて、
変わる「もの」にどのように対処していくかを真剣に考えることが、
激変し続ける社会環境を生き抜く方法ではないかと思います。
即ち「自己革新」し続けることが個人にも企業にも求められるのです。
そして経営計画は、
企業にとってその「変化」と向き合う絶好の機会なのです。
単に変わることが大事なのではなく、「どう変わるか!」が重要です。
この激変し続ける社会環境と真摯に向き合い、
「どう変わるか!」を「変化」に流されることなく、
また「変化」から逃げることなく一生懸命考えれば、
必ず素晴らしい未来が待ち受けていることと思います。
「Change」の"g"を"c"に変えると「Chance」なのです。
「Changeと経営計画」№3
PDC支援事業部です。
前回は、
激変し続ける社会環境の個人の対処方法について考えてきました。
今回は、
組織・企業のそれに対する対処方法について考えてみたいと思います。
企業の場合も基本的には一緒です。
結論から申しますと、
「P-D-C」の経営サイクルをしっかり確立することだと思います。
それに加えて組織・企業に求められるのは、
トップ又は幹部の強い"リーダーシップ"です。
業績が順調なときは、「マネジメント」をしっかりしていれば良いのですが、
激変し続ける社会環境に於いては、その場その場の判断が求められ、
強いリーダーシップが必要となってくるのです。
そして、そのトップや幹部は高い価値観に裏付けされた
人格者でなければなりません。
このことは次回で詳しく触れることにして、
前回の内容を企業版でまとめてみましょう。
1.現状を知る
財務分析・風土分析で、会社の現状を正しく把握してください。
専門家や第三者に依頼するのも良いでしょう。
そして、その現状から逃げずに受け入れてください。
2.目的を明確にする
「目的」のない組織は基本的には存在しないと思います。
起業の時の思いや、先代から引き継いだ思いであったり、
今考えていることでもかまいません。
先ずトップが明確な目的を持つことです。
そしてそれが組織全体に浸透しているか?
激変し続ける社会環境に耐えうる普遍性を持ち続けるか?
をしっかり検証して下さい。
3.経営計画を立て実行する
やるべきことが決まれば、その目的達成のための計画を立て
実行あるのみです。激変し続ける社会環境において、
行き当たりばったりでは太刀打ち出来ません。
前項の1.2.を踏まえた行動計画に裏付けされた
数値計画を立てることが肝要です。
4.実行したことを検証する
P-D-Cは、「仮説」-「実践」-「検証」とも言われていますが、
「検証」するこ とで、必ず新しい「仮説」が生まれるはずです。
経営者の中には、「経営計画を立てると売上が上がるのか?」
「経営計画を立てると利益が出るのか?」
「経営計画立てる暇があったら一件でも営業に回った方が良い。」
等々を仰る方がいますが、確かに経営計画を立てただけでは
売上も上がらないし、利益も出ません。
しかし、この激変し続ける社会環境下だからこそ、
良く考えることが必要になってくるのです。
人間の脳は、良く考えたことを蓄積する能力を持っているそうです。
そして何かの判断に迷ったとき、その蓄積された脳の引出から
無意識に飛び出してくるそうです。
これがいわゆる「天の声」とか「神の声」と言われているものかも知れません。
大量生産・大量消費に慣れ親しんだ我々マニュアル人間にとって、
良く考える時間と場所を持つことは大事なことであり、
経営計画は、企業が自身の過去・今・未来を良く考える
時間と場所ではないでしょうか。
そしてしっかりとした経営計画を立て実践していくことが、
激変し続ける社会環境生き抜く近道だと思います。



