コンサルティング事例

相続が開始した際に、遺言がない場合は、その遺産をどの様に分けるかを相続人全員で話し合う必要があります。これを遺産分割協議と言い、この内容をまとめたものを遺産分割協議書と言います。
今回は、相続人のお一人が海外にお住まいのケースでの対応事例をご紹介させて頂きます。相続税の実務では、相続税額の報告時に相続人の皆様で遺産分割について話し合って頂くケースが多くあります。相続税は遺産の分け方次第で税額が変わる可能性があるので、税務的なアドバイスをさせて頂きながら皆様で話し合いをして頂くのですが、今回は全員が集まることが難しかったため、ZOOMを使い、日本と海外で打合せを行いました。
時差の問題もあり、日本では夜、海外では朝という時間でしたが、全てこちらで日程調整を行い、特に揉めることもなく無事に遺産分割協議を終えることが出来ました。