KUBOTAX BLOG
所長: 2012年6月アーカイブ
金融円滑化法の出口戦略
先日、「中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえた
中小企業の経営支援のための政策パッケージ」が政府から
発表されました。
既報のとおり、中小企業が金融機関に借入金の返済猶予を
申込みやすくするための法律(金融円滑化法)が来年
平成25年3月末をもって終了します。
現在、同法を適用して返済猶予を受けいる債権は銀行だけで
約51兆円、信金、信組を含めると70兆円にもなると
言われています。
その内、約半分は返済が困難な不良債権予備軍のようです。
この不良債権が来年4月以降一気に表面化すると、
日本の金融システムに与える影響は大きく、20数年前の
バブル崩壊時と同じような事態に陥る可能性も懸念されます。
そこで、表題の出口戦略が必要となり政策パッケージが
公表されるに至りました。
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