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「Changeと経営計画」№1

2009年03月04日

PDC支援事業部です。

今月は「Change(変化)」と「経営計画」について、

4回にわたって考えてみたいと思います。

 

そこで、第1回目は「Change(変化)」についてです。

 

「Change」といえば、今年1月に正式に就任したアメリカの

オバマ大統領が盛んに演説の中で発していた言葉です。

(最近は少しトーンダウンしているようですが・・・)

また、日本においても昨年(平成20年)の

漢字に選ばれたのが「変」でしたね。

では、この「Change」=「変化」は本当に起こっているのでしょうか?

勿論、社会環境は "激変"しています。

 

経済界においては、

昨年のアメリカのサブプライム問題に端を発した世界金融危機、

日本では「トヨタショック」に代表されるように、

今まで日本経済を支えてきた有名企業が1年で赤字に転落し、

連日そのリストラ策が新聞紙上に発表され、

雇用情勢は悪化の一途をたどり、

下請け企業である中小企業は売上が激減し、

金融機関の不良債権残高は6年半振りに増加に転じたようです。

まさしく百年に一度の経済危機です。

 

またわが国の政治においても、

毎年変わる総理大臣に象徴されるように、

まともな政治家はいないのか? と思わせるぐらい

危機的状態が続いています。

 

そして別に目を転じれば、企業倫理崩壊による

偽装・粉飾等々の事件は後を絶たず、詐欺・殺人等々

目を覆いたくなるような凶悪事件も連日報道されています。

「ほんとにこの国はどうなってしまうのだろう?」

「人類はどこに向かって歩いているのだろう?」

と思われている方も多いでしょう。

 

あっ!暗いニュースばかりなのに、

また暗いことばかり書いてしまって申し訳ありません。

でも皆さん本当にこの社会環境の "激変"を肌で感じていますか?

自分のこととして捕らえていますか?

戦後の日本は経済復興を経て、高度経済成長、バブル景気と

一応裕福な国?になりました。何とか生活も出来ます。

この社会環境の "激変"を「わかっちゃいるけど・・・」とか、

「そのうち誰かが変えてくれる。」と思っていませんか?

社会環境はまさしく "激変"し続けています。

その事実を理解し、自分のこととして捉え、どう対処していくかを

真剣に考える必要があると思います。

これは企業においても同じことが言えるでしょう。

次回ではその対処の仕方を私なりに考えたいと思います。

 

              
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