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景気回復のシナリオ②

2009年04月06日

先週の続きです。

 

営利企業の存続が許されるのは、

世の中に価値を生み出す場合だけです。

 いわゆる付加価値を上げることにより、社会に必要とされ、

市場に受け入れられます。

 

好景気な時には、かなり無駄なものであっても、

CMなどで購買意欲を掻き立てれば

結構売れていた商品やサービスもありました。

特にブランド品などは日本人の物志向と相まって、

売上を伸ばしてきたのではないでしょうか。

 

ところが、ここへ来て、明らかに消費者の消費志向が変わってきました。

必要なもので、尚かつ価格が安いだけでもだめで、

買うための合理的な理由まである物しか

売れないようになってきたようです。

例えば、従来は流通しなかった形の悪い野菜、

大きさの不揃いな魚、皮に傷のある柑橘類、

環境に優しい製品  などなど です。

 

こうした変化をいち早くかぎ取り、新たな価値を生み出し、

或いは、新たな市場をつくるほどの新商品を開発した企業は、

確実に次代のエースとなるでしょう。

 

そうした企業が一つ、二つと出てくると、いつしか

社会全体の景気も上向くのではないでしょうか。

 

良いところから良くなっていく、そして、全体をひっぱるようになる。

これが景気回復のシナリオだと思います。

 

その時、何も価値を生み出せなくなった企業は、

いくら景気がよくなったとしても、やはり存在できなくなると思います。

景気回復や政治に期待するのではなく、全社一丸となって、

新たな価値の創造のために今こそ頭を使う時だと思います。

 

是非、一度「ブルーオーシャン戦略」なども検討されてはいかがでしょうか。

 

税理士法人 久保田会計事務所

税理士 久保田博之

 

              
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