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後継者

2010年04月26日

  後継者難という言葉を聞いてから久しいです。

先日、実感させられる事に相次いで遭遇しました。

 

  いわゆる同業者団体や異業種団体の青年部での話です。

奇しくも次期役員候補の選定をする会議が二つの団体で

同じ週に開催され、出席した時です。

 

  現在の会員の年齢を年齢順に並べた資料を手に、

次期役員の検討をしました。そこで、会員がドンドン高齢化し、

さらに、若い世代がほとんど増えていないことに気がつきました。

 

  薄々感じていたことではありましたが、

現実は思った以上に早く高齢化していました。

 

  解決方法として、年齢制限の無い団体では、

過去に役員をされた方と同じ年代に逆登りして、

いわゆる先祖返りのような人事を検討する事になりました。

 

  もう一つの団体では、年齢制限の上限を撤廃、あるいは5歳引き上げ、

これまた、定年延長に近い方法を検討することになりました。

 

  二つの解決策の是非は、ここでは申し上げませんが、

このようなことが相次いでおこった事がなにより驚きです。

これは偶然か、京都だけか、日本中同じ傾向なのか、

とっても興味がわきます。

 

  その会議の中で、事務局から報告されたのは、

最近、若い経営者に出会う事がほとんど無くなった、という感想でした。

  どうも家業を継いだり、自分で起業するより安定した

サラリーマンを目指す若者が増えたように感じるそうです。

  確かに若い人の人口も減ってますので、

統計を見ないと判りませんが、経営者を目指す若者が

減っているというアンケート結果を見たことがあります。

 

  時代と共に若者の志向も変化しています。

後継者難と嘆く前に、変化はチャンスと考えて

取り組んで行きたいと思います。

(この発想がバブルを経験した中年の発想なんでしょうか?)

 

税理士法人 久保田会計事務所

税理士 久保田博之

 

税理士法人 久保田会計事務所

              
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