KUBOTAX BLOG

こんにちは。経営支援事業部です。

今回は中小企業者・小規模事業者の役割と課題についてお話しさせて頂きます。

（雇用に果たす役割）

中小企業者・小規模事業者は我が国の企業の99.7％を占め、

雇用の約７割弱を生み出すなど、地域経済において重要な役割を担っています。

これを都道府県別の人口密度や規模別で比較していくと、

三大都市圏中心市の所在しない雇用の約３割を小規模事業者が、

５割強を中規模企業が占めています。

さらに、女性雇用者割合で見ていくと、

従業者規模の小さな企業ほど女性の雇用割合が高く、従業者規模が１９人以下の企業では、

２０年以上にわたり雇用の約４割以上が女性となっており、女性が活躍し続けています。

この数字だけでも、中小企業者・小規模事業者がいかに我が国にとって重要であり、

屋台骨を支えているかがおわかり頂けるかと思います。

（財務状況における課題）

ただ、もちろん課題はあります。

とくに小規模企業者に顕著なのが自己資本比率が長年低い水準にとどまっていることです。

これは、小規模事業者の経常利益率は大企業は中規模企業より低いため、

内部留保を厚くできないことや、市場からの資金調達が難しいことが影響していると考えられます。

中には、債務超過に陥っている会社や、

借入の返済が追いつかない会社も多くあるのではないでしょうか。

他にも課題を抱えておられる企業は多くあるかと思います。

借入の返済が追いつかない、計画書を作りたいが自社ではできない、

どんなことでも結構ですので、お困りの際には当事務所までご連絡ください。

我が国を支える中小企業者・小規模事業者を支えるために久保田会計事務所はございます。