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ダイレクト納付について

2019年03月20日

財務事業部

こんにちは、財務事業部です。

今回は国税の納付方法のうち、ダイレクト納付についてご紹介します。

(納付手続の種類)

①振替納税

 預貯金口座からの振替により納付する方法

 →http://www.kubotax.com/blog/2019/02/post-750.htmltml

②ダイレクト納付

 e-Taxによる操作で預貯金口座からの振替により納付する方法

 →今回ご紹介する方法です

③インターネットバンキング

 インターネットバンキング等から納付する方法

④クレジットカード納付

 「国税クレジットカードお支払サイト」を運営する納付受託者に納付を委託する方法

 →http://www.kubotax.com/blog/2017/09/post-674.html

⑤コンビニ納付

 コンビニエンスストアの窓口で納付する方法

⑥窓口納付

 金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付する方法

(ダイレクト納付とは)

ダイレクト納付とは、e-Taxを利用して電子申告を行った税額について

即時又は指定した日に納付することができる納付方法です。

e-Taxのメッセージボックスから納付手続を行うため、インターネットバンキングの

契約を行っていなくてもダイレクト納付を行うことが可能です。

(ダイレクト納付に対応している税目)

次の税目に対応しています。

・法人税

・地方法人税

・消費税及び地方消費税

・申告所得税

・源泉所得税

・贈与税

・酒税

・印紙税

・国際観光旅客税

など上記のほか、加算税や延滞税などの附帯税にも対応しています。

一方、地方税はeLTAXを利用して電子申告を行うことから、

現状ではダイレクト納付を行うことはできません。

(ダイレクト納付の方法)

新しくダイレクト納付を始められる方は

・e-Taxの利用開始手続

・ダイレクト納付利用届出書の提出

の手続を行う必要があります。

手続完了後、毎回の納付は次の手順で行います。

1.e-Taxでの電子申告又は税理士による代理送信

 ↓

2.メッセージボックスの納付区分番号通知を確認

 ↓

3.即時納付か納付日指定のいずれかを選択

(振替納税との違い)

○対象税目の違い

・振替納税

 所得税の確定申告や予定納税、個人事業者の消費税の確定申告や中間申告で

 期限内に提出されたものに限定されています。

・ダイレクト納付

 個人の申告に限らず、e-Taxで申告する税目に対応しています。

○引落日の違い

・振替納税

 納期限の数週間後に引き落とされる

・ダイレクト納付

 申告日から納期限までの間で指定した日に引き落とされる

○申告から納税までの流れの違い

・振替納税

 申告が完了した時点で自動的に引落し手続がされる

・ダイレクト納付

 納税者が上記「ダイレクト納付の方法」の手順を行う必要がある

(個人の方が利用する場合の注意点)

2019年1月4日にe-Taxのメッセージボックスのセキュリティ強化が行われ、

個人のメッセージボックスに格納されるメッセージのうち一定のものを確認する際は

電子証明書(マイナンバーカード)が必要になりました。

ダイレクト納付への影響を避けるためにの納付区分番号通知については

電子証明書なしで確認・納付を行うことができるようになりましたが

マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応とされており

数年後には利用できなくなる可能性があるため注意が必要です。

              
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