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事業承継の最初のステップ

2020年11月25日

相続事業部

こんにちは。資産承継部です。

今回は、事業承継における最初のステップとして重要な、

「相続税、相続財産の把握」について、お話させていただきます。



当事務所でも近年、事業承継の相談が増えてきました。

しかし、経営者の方に話を聞くと事業承継のことは考えているが、

実際にどれだけ相続税がかかるか全く分からない、

中には考えてもいないという方がいらっしゃいます。

事業承継と相続は別だとお考えの方も多いですが、

実際には事業承継と個人の資産承継(相続)は切っても切り離せない関係にあり、

この2つは並行して考える必要があります。



もちろん事業承継を考えるにあたって、

メインとなるのは自社株式や事業用不動産といった事業用財産ですが、

他の相続財産がどれだけあって、どれだけ税負担があるか、

この情報は事業承継を考えるにあたっては必要不可欠です。



例えば、事業用財産を税負担を少なくした上で後継者に渡したいとお考えの場合、

まずは事業用財産と他の相続財産を含めていくら相続税がかかるか把握し、

それを踏まえた上で、生前贈与(暦年贈与か精算課税贈与も検討)をした場合

相続税と比べてどれだけ税負担が増減するか、譲渡をした場合はどうか、

事業承継税制を適用した場合はどうか等々を検討します。

この検討は、相続税がいくらかかるかを把握しなければできません。



他にも後継者以外にも複数相続人がいて、事業用財産を後継者に集中した結果、

他の相続人に渡す相続財産が少なくなると遺留分の問題も考える必要があります。

この検討も相続財産がどれだけあるかを把握しなければできません。



以上のように事業承継にはまずは相続税、相続財産の把握をすることが重要です。

とはいえ、相続税はまだまだ身近な税金ではなくこれらを把握することは容易ではありません。



我々資産承継部では、相続税の簡易試算を行った上での事業承継の相談も承っております。

お困りの際にはぜひお声がけ下さい。



              
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