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ビジネスにおける「バイネーム」の重要性について

2022年08月24日

経営財務部

こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。


「バイネーム」は「個人名」「名指し」という意味がありますが、

ビジネスにおいて大変重要であるとの認識が広がっています。

今回はビジネスにおける「バイネーム」の重要性についてご紹介させていただきます。



不特定多数に語り掛けるのではなく、

特定の人や企業などに向けてメッセージを投げかける時にバイネームという言葉が用いられます。

例えば、ある営業マンが得意先から仕事を獲得した場合、

その得意先は「○○さんに仕事を任せたい」といったように、

その企業ではなく、担当営業を名指しで発注してくることがあります。

営業マンとしては仕事冥利に尽きるような展開ですが、これがバイネームです。

「◎◎社からバイネームで受注した」と表現されます。

ちなみに、この「バイネーム」は和製英語であり、英語に同様の表現はなく、

日本国内だけで使われている言葉であることに注意が必要です。



◆マーケティングにおけるバイネームの重要性

例えば、自分に1通のメールが届いたとしましょう。

メールの内容は自分が興味を持っていること、普段課題に感じていることで、

自分の名前宛てに「○○様へのご提案」

という切り出し方でメールの文章がつづられていたとしたらどうでしょう。

不特定多数の人に向けて一斉配信しているメールと比べて、

明らかに自分に向けて届けられているメールだと、開封してみよう、

読んでみようという動機は比べものにならないと思います。

それはバイネームであり、他の誰でもなく、

自分に向けて届けられた情報だからこそ読む気になれるのです。


メールマーケティングは進化しており、

今や属性ごとに最適な内容を配信することは当たり前です。

それぞれの属性に応じて最適な内容のメールを配信し、それがバイネームであれば、

メールを受け取った人は自分のために提案してくれていると感じます。

そのメールを配信した相手が企業の決裁権限を持つリード(見込客)である場合、

それがバイネームであるほど成約までの速度は加速します。



コロナ禍でフィールドセールスは制限されています。

フィールドセールスとは違って対面ではない手法で接点を持ち、

顧客の購買意欲を高めていくのがインサイドセールスなので、

最初にターゲットを明確化して正確にアプローチを仕掛けることが重要になります。

どんなに優れた提案であっても、それを必要としない人にどれだけ送っても埋没するだけで、

逆に悪い印象を持たれる恐れすらあります。

いかに正確にターゲットを選定できるか、そして質的・量的にリードを確保できるか。

これがインサイドセールスの勝敗を決めることになります。



先ずは、自社が提供している商品・製品・サービスをよく知り、

自社がどのような付加価値を社会に提供しようとしているのかを理解し、

それを必要とする業界のことを研究し、バイネームで提案することが重要です。




税理士法人 久保田会計事務所では法人税や所得税等の税務申告だけでなく、

相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。

京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。


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