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『経営者のための読むコーチング』第5回「日々の活動」

2022年10月14日

所長

『経営者のための読むコーチング』シリーズは、経営上のいろんな決断の場面を想定して、

その時、何を考え、何を決断するのか、読むだけで頭の整理をして、

気づきを得て頂くことを目指しています。

では、本題に移ります。




前回は、経営理念を実現するために強い味方になるビジョンについて書かせて頂きました。

今回は、ビジョンを実現して、最高の瞬間を手に入れるためにすべきこと、

「行動指針」について書かせて頂きます。

前回に引き続き後継者に限らず、すべての経営者に共通するコーチングです。



行動指針、最近ではよくクレドという言葉を耳にされることも多いと思います。

微妙な差はありますが、概ね同じように扱われることも多いです。

日々の事業活動のなかで直面する様々な場面で、

経営者のみならず、社員全員がとるべき行動についてまとめたものです。

日々の活動のなかで、「これは譲れない、外せない」と思われる行動について明確にしたものです。


また、判断に迷った時には、経営理念に照らし合わせて判断するのが基本にはなりますが、

ゆっくり考えている時間がない場合など、反射的な行動を求められる場合に、

この行動指針がきちんとまとまっていると便利です。

なので、かなり細かい場面まで想定して作り込む場合もあります。


この行動を繰り返すことで、

日々、ビジョンの実現を目指して全社一丸となって事業活動に臨めれば、

必ず成果に結びつく行動、それが『行動指針』です。

では、お尋ねします、

・ご自身で日々気を付けておられる事で、是非、社員にもまねて欲しい行動を、上から

3つ上げて下さい。

・顧客に一番喜んでもらえた行動は、どんな行動でしたか?

・ご自身の言動のクセで、できれば止めたいことは何ですか?



行動指針に従って活動するのは経営者も含めて社員全員です。

まとめられる際には、社員も巻き込んで、一緒に作られると良いでしょう。

人から言われてすることより、自ら考え出した方が、皆さん積極的に動かれます。

行動指針と言えば、リッツカールトン大阪のクレドが有名です。

機会があれば参考になさって下さい。



では、次回は、マネジメントの父と言われたピーター・F・ドラッカーの

「5つの質問」について書かせて頂きます。



【自己紹介】

事務所を承継して依頼「オープン経営」に取り組んできました。

企業が業績や企業の方向性を社内にオープンにしていくことで、

経営者と社員の利害を一致させ、全社員が同じ方向に協力し合う経営環境を造れます。

そのメリットは計り知れず、経営者が1人で悩んでいたビジネスモデルの更新や、

経営戦略の実践に抜群の力を発揮します。そして、経営者の内向なストレスをなくします。

とは言え、社員が会社の将来を不安に思わないか、

お金の使い方について批判されたり追求されたりしないか、

正しく理解してもらえるだろうか、などなど経営を公開することに不安はつきません。

閉鎖的な会計事務所業界にあって、オープン経営に取り組み、

そして成果を上げてきた私自身の経験も踏まえて、

「オープン経営」に取り組まれる経営者のお手伝いを積極的にさせて頂いています。




税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく

相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。


京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。

地下鉄丸太町駅より徒歩一分、税理士法人 久保田会計事務所に何でも御相談下さい。


お待ちしております。




              
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