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NISAとiDeCo、使い分けのポイントついて

2024年04月17日

経営財務部

こんにちは。
税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。
今回は税制優遇制度「NISA」と「iDeCo」使い分けのポイントについてご紹介したいと思います。

まず始めにNISAとiDeCoの概要についてご説明します。

<NISA(小額投資非課税制度)>
NISAとは証券会社や銀行などで開設できる専用口座で購入した投資信託や株式等の売却益・配当などが
非課税となる制度です。

運用で得られた利益には通常、その金額に応じて税金が課されます。

一方、NISAでは対象となる投資額に上限はありますが、運用益に税金はかかりません。
今年1月に始まった新制度では非課税期間が無期限になったほか、非課税枠も拡充しました。

新制度の詳細については1/17のブログ(https://www.kubotax.com/blog/2024/01/nisa-2.html)にて
ご紹介しております。

<iDeCo(個人型確定拠出年金)>
iDeCoとは、公的年金とは別に給付を受けられる私的年金制度です。

公的年金と異なり、加入は任意で、加入の申込、掛金の拠出を加入者本人が行い、掛金と
その運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。

<使い分けのポイント>
両制度の大きな違いを2つご紹介します。

①運用資金の受け取り方
NISAはいつでも引き出すことが可能です。
ご自身のライフスタイルに合わせ、いつでも運用資産を取り崩せます。

一方、iDeCoについては原則60歳以降でないと給付を受け取ることができません。
結婚や出産、住宅の購入など大きな支出を考えている方はNISAが使いやすい面があります。

②税制優遇
NISAは運用益(売却益・配当・分配金)が非課税です。
一方、iDeCoは下記3つの優遇制度があります。

・加入者が拠出した掛金が全額所得控除の対象
・運用中に出た利益を再投資する場合にその利益は非課税
・受け取り時退職所得控除や公的年金等控除の対象

今年の1月から新NISA制度が始まったことや新年度を迎えたことで資産形成について
考えられる方も多いと思います。

今回ご紹介した制度はメリットが強調されがちですが、場合によっては損失が生じる恐れがあります。
全体像を十分に理解されたうえ、検討されてはいかがでしょうか。



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