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「業種別支援の着眼点」のご案内

2024年05月01日

経営財務部

こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。
今回は金融庁のWEBサイト(https://www.fsa.go.jp/policy/chuukai/gyousyubetu.html
に公開されている資料「業種別支援の着眼点」についてご案内させていただきます。


当資料は、地域金融機関等が中小企業・小規模事業者を効率的かつ効果的に経営改善支援を
実践することが出来るように公益財団法人 日本生産性本部へ委託し昨年2023年3月に公表された資料です。

金融機関の担当者向けの資料ではありますが、中小企業・小規模事業者が客観的な視点で自社を
俯瞰的にとらえ更なる経営改善を実現する上では有用な資料となりますのでご案内させていただきます。

資料は大きく分けて二つから構成されております。
一つは全業種共通の項目、もう一つは業種別として建設業・飲食業・小売業・卸売業・運送業の
5つの業種について具体的な確認項目が記載されております。

全業種共通項目として、まずは決算書数値からの財務分析手法が紹介されております。
全業種に共通する定量面での分析を通じて自社の問題点にあたりをつけることが可能です。

次に金融機関担当者の訪問時編としてヒアリングを通じた自社の定性分析が紹介されております。
組織面、事業面を中心に客観的な視点で自社の事業概要を整理することが可能です。

業種別項目としても、まずは定量分析から整理をすすめていきます。
業種毎に重要な分析数値とその着眼点が紹介されていますからより具体的に自社の状況を客観的に
測定していくことが可能となります。

また、定性面としてもより具体的に業種に沿った確認項目が紹介されております。

組織体制から売上の分類、受注形態などの確認項目があり改めて自社の事業モデルを整理していただくことが
可能と思います。

最後には業種毎の窮境要因のパターンが紹介されており自社の事業性の点検に役立てることが可能と
なっております。
着眼点をもとに自社を定量的、定性的に分析し、情報整理した上で最初に問題点を的確に把握することは
大変重要です。


私達も多くの企業様の経営改善をサポートさせていただいておりますが、問題点を正しく把握する前に
少しでも会社が良くなるには?と課題列挙に先走ろうとされる経営者の方をよく見かけます。
問題箇所を間違えることが一番の問題とよく言われます。

問題整理、取り組むべき課題の列挙、組織体制をふまえ重要度から取組課題の優先順位付けを行う
ステップが経営改善を着実にすすめるにおけるステップのセオリーです。

自社の情報整理から課題整理までにお役立ていただけましたら幸いです。




税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく

相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。


京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。


地下鉄丸太町駅より徒歩一分、税理士法人 久保田会計事務所に何でも御相談下さい。

お待ちしております。


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