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御社は"社会的Vision"をお持ちですか?

2024年05月08日

経営財務部

こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。

新型コロナウィルス感染症が2類から5類になって(コロナ禍の終焉?)から1年経ちますが、
コロナ禍を経て、その間に経営環境はどのように変化したのでしょうか!

私見ですが、コロナ禍を経て、経営環境はどう変化して、今後企業はどのように経営と
向き合ったらいいのか、についてお話ししたいと思います。

■コロナ禍を経て変わった経営環境
コロナ禍を経て企業の業績は、コロナ禍前と同等に回復した会社、コロナ禍前以上の業績を
残している会社、中々コロナ禍前の業績に回復しない会社等様々ですが、コロナ禍前と同じ
経営環境に戻ったと感じる方はおられないと思います。

何が変わったかは色々な方が論じており様々な意見はあると思いますが、以下の4点を揚げておきます。

①市場(消費者)の消費マインドが大きく変化した。
・必要なものしか買わなくなった。
・ニーズの多様化。

②人と人との関係性が希薄になった。
・コロナ禍によって、人と人との面前での接点が少なくなった。
・個人主義(独自性)の深淵。

③デジタルの飛躍的進化。
・デジタル庁、DX、生成AI等。
・Web会議、Webセミナー、在宅勤務等。

④未来(社会・経済)の不安から来る人生設計を再考する若者が増加した。


■マンネリ脱却に必要な6原則
先日日経ビジネスの記事に、2人のアメリカの経営学者が、アメリカシリコンバレーや
シアトルで業界全体を変えるようなイノベーションを成し遂げて成功を持続させている
企業20数社を視察し、それらの企業共通点をまとめたものがありました。

それらの企業には、明確な"Mission"は当然ながら、それ以上に、自分達が提供する製品やサービスで
「こんな社会を実現したい!」という明確な"社会的Vision"がありました。

記事には数社の紹介がありましたが、ここでは紙面の関係上割愛しますが、業界全体を変えるような
イノベーションを生み出すために企業が活用すべき6つの原則をまとめてありました。

①リスクへの意欲
②脱・現状維持
③より良い世界の展望
④リーダーの組み合わせ
⑤脱・社内政治
⑥望ましい世界のイメージ化

(以上、NIKKEI BUSINESS 2024.02.26号「グローバルインテリジェンス」
"イノベーションと組織文化"より)

■今後の中小企業の経営に対する向き合い方
私たち中小企業は、今後「何をしたいか」や「どうやってするか」ではなく、「何故するのか」を
問うべきではないでしょうか!

組織のイノベーションを断行し、自分達が提供する製品・商品やサービスでどのような社会を
目指すのかを明確に市場に訴え、"社会的Vision"を持つ企業が生き残っていくと思います。

前述のイノベーションを成し遂げて成功を持続させているアメリカの企業も最初は中小企業です。

当事務所では、会社の未来を考える「中期経営計画セミナー(将軍の日)」を毎月開催しております。
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