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プラットフォーム課税について
2026年04月29日
こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。
今回はプラットフォーム課税についてご紹介します。
デジタルサービスの利用が当たり前になった今、「気づかないうちに関係している税制」のひとつが
プラットフォーム課税です。
本記事では、主に事業者の方向けに、制度の基本と実務で注意すべきポイントを整理していきます。
○プラットフォーム課税とは?
プラットフォーム課税とは、国外事業者が行うインターネット上の取引において、商品やサービスを
提供する事業者ではなく、特定プラットフォーム事業者(仲介事業者)が消費税の納税義務を負う
仕組みのことをいいます。
従来は、実際に商品やサービスを提供した事業者が消費税を申告・納付していましたが、
海外事業者や個人が関わるケースでは適正な課税が難しいという課題がありました。
そのため、一定の条件を満たす場合には、プラットフォーム事業者が代わりに消費税を納める仕組みが
導入されています。
○どんな取引が対象になるのか?
主に一般消費者向けの次のようなデジタルサービスが挙げられます。
・アプリストアでの課金
・電子書籍や音楽・動画配信サービス
※主にBtoC(消費者向け)の取引が対象となるため、ビジネス向けの専門的なサービスとは
取扱いが異なる場合があります。
○誰が消費税を納めるのか?
ポイントはここが一番大事です。
通常であれば、サービスを提供した事業者が消費税を納めますが、プラットフォーム課税の対象となる場合は、
特定プラットフォーム事業者が納税義務者になります。
つまり、実際に役務提供をしている側ではなく、「場を提供している側」が税金を納めるイメージです。
○実務で気をつけたいポイント
プラットフォーム課税は分かりにくい制度ではありますが、取引内容によっては事業者の実務に
も影響する重要な論点です。
① 売上の認識方法が変わる場合がある
プラットフォームを通じて取引している場合、自社の課税売上として認識すべき金額が変わる場合があります。
「自社で納めるのか」「特定プラットフォーム事業者が納めるのか」によって、課税売上の扱いが変わるため、
消費税の計算にも影響します。
② インボイス制度との関係
インボイス制度の下では、「誰が課税事業者なのか」「適格請求書は誰が発行するのか」が
重要なポイントになります。
まとめ
プラットフォーム課税は、デジタル化が進む現代において重要性が高まっている制度です。
一見分かりにくい制度ではありますが、ネットを通じた取引を行っている事業者には
影響を受ける可能性があります。
特に、消費税の取扱いは誤るとリスクにもつながるため、取引内容に応じた正しい理解が大切です。
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