けいえい知っ得の最近のブログ記事

◆おにぎり屋たんと【経理編/導入部】~第四話~

前回までの小町さんは・・・。

 

帳面が合わない。

原因は誰もがやりがちな失敗でした。

たいしたことじゃないからと、

後回しにしたツケが回ってきてしまったのです。

小さなことも積み重なると・・・ですね。

今回のことで小町さんは、帳面をつける難しさと

自分の経理の知識の無さを身にしみて感じることとなりました。

 

*****

 

小町「・・しゃあないな。今月は・・

       差額分を不明分ってして、計上しとこ。」

 

とはいえ。これからこんなことを続けていて

きちんと商売が出来るとは思えない。

 

小町「・・・誰かに聞いてみた方がええんやろうなぁ・・。」

 

そうは思うものの・・。

自分の知り合いには商売をしていたり、

経理の経験があるものは皆無で頼るツテは無さそうだった。

 

さて、どうするべきか・・・。

少し悩んだ末、ここは文明の利器に頼ることにした。

普段は料理のレシピの検索くらいにしか使わないネットで、

経理について教えてくれる人を探してみることにする。

 

小町「経理っていうと・・。お小遣い帳とか

        家計簿のレベルじゃないから・・普通の主婦のサイト

        とかやったらあかんよなぁ・・・。」

 

ヤフーの画面が立ち上がるまでの間に、

検索画面で入力するキーワードを何にしようかと考える。

 

小町「・・・とりあえず、やっぱり税理士さんかなぁ・・・。

       (なんか相談行くの怖いような気もするけど・・。)」

 

キーボードを慣れない手つきで打っていく。

 

小町「えーっと・・。『京都』と『会計事務所』・・と・・・。」

 

検索ボタンをクリックして結果の表示を待つ。

そして現れた画面を見て一言。

 

小町「・・・多っ!」

 

ページをみれば表示しきれず10P以降は『次へ』の文字が。

 

小町「こんなんどうやって選べばいいんやろ・・。」

 

会計事務所なんてものは

今まで生きてきて一度も縁のない場所だった。

選ぶ基準も分からない。

 

小町「・・・・ええわ。悩んでてもしょうがないし、

        一番上のとこ見てみよ。」

 

とりあえず、検索で上位にあがったものを開けてみる。

良いのか悪いのか、判断は付かないが

うさんくさい印象も受けなかったので場所を確認してみる。

 

小町「・・・・。なんや・・この事務所近いやん。」

 

地図で見る限り意外にも近場にその事務所はあるようだった。

 

小町「・・・まぁ、あかんかったら別を探したらいいんやし。

        この近さやったらそう面倒でもないし。・・・ここでええか。」

 

地図を念の為プリントアウトし、明日にでも連絡先に電話をしてみることにした。

 

*****

 

どうやら1人での処理に早くも限界を感じた小町さんは

税理士さんに相談することにしたようですね。

普段なじみのない場所なだけに少し不安そうではありますが、

背に腹は変えられません。きっと予定通り明日には連絡を取って、

先方の都合がよければその日のうちに押しかけるのでしょう。

 

さてさて・・これから小町さんはどうなるのでしょう?

無事に相談を聞いてもらい、

経理の正しいやり方を身につけることができるのでしょうか?

 

次回から掲載予定のおにぎり屋たんと【経理編】をお楽しみに!

| | コメント(0) | トラックバック(0)

◆おにぎり屋たんと【経理編/導入部】~第三話~

前回、「現金出納帳」をつけはじめた小町さん。

しかし、金庫の残金と帳面上の残高が何度やり直しても合わない。

その後の小町さんはどうなったのでしょうか。

 

小町「・・・・あ、そっか!」

思い出したのは3日前のこと。

そういえば町費を突然近所の人が回収しに来た時、

手持ちが無かったから売上金を入れていた

この金庫から失敬したのだった。

 

後で返しておけばいいやと、思って・・

そのまますっかり忘れてしまっていた。

慌てて領収書を探してみる。

 

小町「・・・・・あった。」

よく見る簡易の領収書には

"町費で3000円確かに領収しました"との文字。

 

思い返せば・・・金庫からお金を・・

それも仕事に関係ないお金を何回か失敬した気がする。

 

小町「・・・そら合わへんはずやわ・・・。」

しかも。いつ、どれだけ出したのかさっぱり覚えていない・・・。

きっと、領収書など受け取ってもいないものの方が多いだろう。

 

小町「・・・こんなんどうやって処理したらええんやろうか・・。」

初めての帳面付けが惨憺たる結果となり、

私はレシートとお金の散乱した机の上を

ため息をつきながら眺めたのであった。

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

◆おにぎり屋たんと【経理編/導入部】~第二話~

前回の小町さんは、おにぎり屋をはじめてから1ヶ月たち、

その間放置していた領収証や請求書の整理を始め、

やっと整理がついたところ・・・。

 

さて、今回の小町さんはいったい何をはじめるのでしょうか~。

*****

 

小町「こんなもんかなぁ。それじゃあ、帳面つけてみようかな。」

どうせ最初だからとたいして量はないとふんで、

月末にまとめて記入しようと思っていたのだが。

領収書・請求書の整理ですでにうんざりし始めた自分が居る。

 

小町「(・・・意外に溜めると面倒な作業やわ・・・。)」

 

自分でまとめたレシート類をもとに、『現金出納帳』と

背表紙に金字で書かれた市販の帳面に書き込んでいく。

大学ノートでも良かったが、この、いかにも『商売してます!』

という感じのするノートを選んだ私は

どうやら形から入るタイプだったようだ。

 

・・・・・慣れない作業だったせいか妙に時間がかかってしまった。

時計の針はすでに作業開始から数周は回っている。

ようやくレシート類をあるだけ全て記入し終え、

次は手提げ金庫にある現金の残高と照らし合わせてみることにした。

 

小町「・・・あかん。・・・・あわへんっ。」

金庫の残金と、帳面上の残金は何度やり直しても合うことはなかった。

小町「売上金が・・これだけやろ。で、支出が・・これ・・。

        なんでやろ・・。書き漏れはないし・・。」

 

*****

頭を抱えて唸る小町さん。

さてさて、どうしてそんなズレが生じてしまったのでしょうか・・・?

もう少し小町さんの様子を見守ってみましょう。

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

◆おにぎり屋たんと【経理編/導入部】~第一話~

小町さんがおにぎり屋を開業して早一ヶ月が経ちました。

あれから小町さんはどうなったのでしょうか・・・?

少し様子を覗いてみましょう。

 

こちらを初めてご覧頂いた方は、

全9話からなります

『おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計

【開業編】 ~ 売上計画を立てよう ~』

を御覧頂けますとより楽しんでいただけるかと思います。

是非【開業編】第一話もどうぞ♪

 

念願だったおにぎり屋を開業してから早いものですでに1ヶ月。

毎日がめまぐるしく過ぎていく。

 

今月は当初予定していた目標個数(1000個越え)を

何とかクリアすることが出来た。

とはいえ、決して自分だけの力ではなく・・・。

祖父母や親兄弟の宣伝効果によるところが大きいのが少し悔しい。

(もちろん、ありがたいけれど)

 

来月になれば客足はぐっと減ってしまうだろう。

当初、月20日で働こうと決めていたが、

やはりそれは甘かったようだ。

来月からは休日返上くらいの気持ちで働かなければ・・・。

 

そんなことを思いながら、忙しくて放置していた

領収書や請求書の整理を始める。

私的なものも併せていっしょくたにまとめていたので、

まずはそれを分けることから始めないといけない・・・。

 

小町「・・・・えっと・・これは・・遊びに行った時のやなぁ・・。」

レシートを除ける。

 

小町「・・・・あれ?これなんやったっけ??・・・

        まぁ・・たいした金額とちゃうし店にしとけばいいか。」

先程とは反対側にレシートを置く。

 

小町「・・・これ金額しか載ってないなぁ・・。

        何買ったっけ・・。あ、これは美容院の。」

ぶつぶつと1人呟きながらレシートを分けていく。

どうも一人暮らしは独り言が増えてしまっていけない。

時々TVに突っ込んでいる自分がいて、

それに気づいた時になんとも言えず寂しいキモチになったものだ。

 

そんな微妙なキモチを味わいながら作業を続け、

最終的には目の前に2つの山が出来ていた。

第二話へ続く・・・。

| | コメント(0) | トラックバック(0)

おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第九話

毎週土曜は「おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計

開業編 ~ 売上計画を立てよう ~」の時間がやってまいりました。

 

今回はいよいよ最終回の第9話になります。

今日初めてご覧になる方は第一話第二話第三話第四話第五話第六話第七話第八話

さらっとご覧いただけるとうれしいです。

 

<通常の損益計算書と変動損益計算書>

 

sittoku17.JPG 

 

左側が通常の損益計算書、右側が変動損益計算書です。

違いは費用を変動費と固定費に分けていることです。

具体的には包装代が変動費となっています。

売上に連動して増減するからでしたね。

 

最後にまとめです

 

【まとめ】

変動損益計算書とは会計データを経営に活用する有効手段です。

事業を続ける上で最低限必要な利益を教えてくれます。

おにぎり屋 たんと ではおにぎり単品でしたが、

通常のほとんどの会社では複数の製品、商品、地域、店舗があります。

それぞれの部門の採算計算をする上でも

損益分岐点の考え方は非常に有効です。

ちょっとだけ、当事務所の宣伝をさせてください。

当事務所の経営計画立案セミナーでは5年先までの

変動損益計算書を売上高、仕入、固定費を

増加率、減少率を設定することによって具体的に

シミュレーションを行うことが可能です

また、同時にキャッシュ・フロー計算書も作成でき、

資金繰りの予想もしっかりと予想できます。

しっかりと筋道を立てた事業計画の作成は経営の羅針盤となります。

また、金融機関への融資を依頼する際にも強力な武器になります。

 

最後の最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさまの経営にもぜひおにぎり屋"たんと"で学んだ

考え方を活用してみてください。


 

| | コメント(0) | トラックバック(0)